’00.6.20.

 今日、分家のななが亡くなりました。13年と9ヶ月でした。両親が金曜日から家を開けていて、日曜日の昼頃に戻ったらおかしかったそうです。午前中に私が世話をしに行った時は、表情もしっかりしていて具合が悪そうには見えませんでした。冷蔵庫の上に乗っていて、呼んだら私の方を向いてくれたのに。ちゃんと頭をなぜて、それから自宅へ戻ったのに、その後の両親からの電話でななの具合が悪い事を知りました。

 乗っていた冷蔵庫から降りる事が出来ない程、具合は悪くなってました。それでも日曜日の晩は、まだ自分で水を飲む力を残してました。

 月曜日になって、ななの衰弱はより激しい物になってしまいました。両親はななの年令的な事と人見知りが激しい事を考え、ななを獣医さんへ連れて行く事を止めました。治療をしても痛みを長引かせ、また知らない場所へ連れて行く事でななが辛い思いをするならこのまま逝かせてあげようと思ったのです。夕方にはもう水も受け付けない程になってしまいました。それでもなんとか今日までななは頑張って来ました。そして今日の夕方、私が会いに行くのを待っていたように、静かに息を引き取りました。それは本当に静かに、苦しむ事もなく、心臓の音が止みました。

 原因はわかりません。なぜこんなにも急にななが亡くなってしまったのか。今までも病気になったことなどなく、元気に過ごして来たのに。でも原因突き止める事がななにとって良い事とは思えませんでした。最後に恐怖感を与えて、助ける事が出来なかったら、ななにとっては辛いはず。できれば最後は家族が見守る中、安心して旅立って欲しかった。そしてその思いはきっとななにも伝わったはずです。ななにとって、この13年間の締めくくりを安らかに終わらせる事が出来て良かったと思います。

 くしくも今日は11年前、伝染性腹膜炎で亡くなったたびちゃんの命日にもあたります。